膣の気になるにおいの原因とケアの方法

デリケートゾーン内の雑菌の異常繁殖がにおいのもとです。

その雑菌が好む栄養になるものとしては、下着に付いた尿、おりもの、経血、垢などがあります。

  • 尿
  • おりもの
  • 経血

デリケートゾーンにあるアポクリン腺(汗腺)からは、雑菌の大好物の皮脂やアンモニアを含む汗が分泌されることで、更に高温と多湿(蒸れ)も起こりやすく雑菌の繁殖を助けます。

下着の汚れを長時間溜めないようにビデで洗浄したり、おりものシートを使い、生理中のナプキンも小まめに取り換えるようにすることと、下着はデリケートゾーンに当たる部分だけでも蒸れにくいコットンやシルクなど自然の素材のもので、レース部分が多いなど布の割合のなるべく少なく締め付けない通気性のよいデザインを選ぶと快適です。

いかにも強く悪臭と感じられるにおいは婦人科系の病気のサインである場合も考えられます。特におりものの色が黄色や緑に変わったり、量が急に増えたり、においが急に強くなった場合は早急に医療機関に相談した方がよいでしょう。

膣の臭いの異常から分かる膣の病気

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  • 子宮頸がん
  • 子宮内膜症
  • 淋病
  • 細菌性膣炎
  • トリコモナス膣炎

「子宮頸がん」、「子宮内膜症」、「淋病」、「細菌性膣炎」、「トリコモナス膣炎」などの疑いがあります。

おりものが白く硬めのカッテージチーズのようになった場合には「カンジダ膣炎」の可能性があります。猛烈なかゆみがあることが多い感染症です。

膣の中まで洗浄剤やせっけんで洗ったり、強い抗生剤を服用したりすることで膣内の善玉菌が除菌されて、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れカンジダ菌が異常増殖して起こります。元々膣内に常駐している菌なので妊娠により免疫が弱くなった場合にもかかりやすくなります。よくある病気なので婦人科で処方される塗り薬と、膣内を生理食塩水のチューブで洗浄する方法で1週間あまりで治ります。

においの予防にはデリケートゾーンを清潔に保つことが大切ですが、洗い過ぎると善玉菌までも消えてしまいますので、あくまでもやさしく洗います。洗浄剤は膣内の自浄作用を邪魔してしまうので、指やせっけんを入れて洗うのはやめましょう。

普通のボディーソープは添加物や合成界面活性剤などの強い成分が皮膚に残りやすいのですが、弱アルカリ性で合成界面活性剤を配合していないデリケートゾーン専用せっけんなら皮膚に残りにくく刺激が弱いので、しっかり洗いながらも粘膜を傷つけにくいのでおすすめです。